坊っちゃん(1958年)

作品詳細

原作は夏目漱石の同名小説。南原伸二を主役に松竹映画初の「坊ちゃん」作品。その後坂本九や中村雅俊主演でリメイクされる。監督は“花嫁シリーズ”の番匠義彰。塩原昌之助は東京から、四国松山の中学へ赴任した。素朴で正義感の強い江戸っ子である。早速、坊っちゃんという仇名がつけられた。

塩原昌之助は東京に清婆さんを残し、四国松山の中学へ赴任した。威勢のいい江戸っ子の正義派である。早速、坊っちゃんという仇名がつけられた。中学の教師たちには、たぬき(校長)、赤シャツ(教頭)、やまあらし(堀田)、のだいこ(吉川)、うらなり(古賀)などがいた。これは坊っちゃんがつけた仇名だ。赤シャツはのだいこを従えて、たぬきを味方にし、やまあらしをけむたがっている。小町娘、通称マドンナに惚れこみ、たぬきを言いくるめ、その許婚者うらなりを左遷させようとする。宿直騒動などもあったが、坊ちゃんはやまあらしと意気投合した。赤シャツは坊ちゃんにやまあらしの悪口をふきこんだ。イナゴ事件は陰で彼が糸を引いているというのだ。

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