御名残押絵交張 雪傾城

お気に入り登録

作品詳細

「雪傾城」は慶応元年(1865)3月守田座にて四世芝翫が初演した三変化舞踊「月雪花名歌姿絵」から独立したもので、成駒屋とは所縁の深い舞踊作品。今回は三世歌右衛門の「御名残押絵交張」を取り入れ、役者と芝居茶屋の娘が雪の精に出会うという趣向になっている。吉原の傾城が雪景色の中、禿を相手に、廓で恋人を待つはかない女心を表現する踊りにはしっとりとした風情の趣がある。

平成21年12月歌舞伎座さよなら公演より、七世芝翫と六人の孫達(勘太郎(現・勘九郎)、七之助、児太郎、国生(現・橋之助)、宗生(現・福之助)、宜生(現・歌之助))が一堂に会し踊った、情緒溢れる長唄舞踊をお楽しみください。

(2009年/平成21年12月・歌舞伎座)

おすすめ作品

キャンペーン・PR Campaign & PR

SNS

衛星劇場
LINE公式アカウント