隅田川続俤 法界坊(後編)

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作品詳細

色と欲に目のない破戒坊主の法界坊は、極悪人とはいえどこか憎めない愛嬌のある人物。十七代目勘三郎が、持ち前の愛嬌と当世風の趣向で工夫を重ね当り役の一つとした。十七世勘三郎の法界坊ほか吉右衛門の道具屋甚三、福助(現・梅玉)の要助、澤村藤十郎のおくみ、松江(現・魁春)の野分姫、渡し守おしづに七世芝翫でご覧頂く。

浅草聖天町に住む法界坊は釣鐘建立の勧進をして歩いているが、集めた金を道楽や飲み食いに使ってしまう生臭坊主。永楽屋の娘おくみに恋慕しており、恋敵の手代の要助を陥れようとするが…。

後半の「双面水照月」では薄汚い坊主姿から打って変わった娘姿で現れ、しかも法界坊と野分姫二体の亡霊が合体した振りを見せる異色の舞踊劇となる。

(1982年/昭和57年9月・歌舞伎座)

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(C)松竹株式会社

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