一本刀土俵入

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作品詳細

一途な男の真情が見せる涙の恩返し。

水戸街道取手の宿前にたまたま通りかかり、喧嘩のとばっちりを受けたヨレヨレの浴衣姿の取的(とりてき)の茂兵衛(吉右衛門)。宿の2階から声を掛け、最初はからかい半分で身の上を聞いていた酌婦のお蔦(四世雀右衛門)は、有り金全てに櫛まで添えて渡し「きっと立派な横綱になっておくれ」と励ます。それから十年、お蔦は取手の宿外れで幼い娘とともに飴売りをして細々と暮らしていた。ある日、死んだと思っていた夫・辰三郎(梅玉)を追って賭場の親分・波一里儀十たちが家に押しかける。追い詰められたお蔦たちの前に見知らぬ精悍な姿の旅人が現れ…。「意見をもらった姐さんに、せめて見てもらう駒形のしがねえ姿の、土俵入りでござんす」が聞きどころの長谷川伸の名作。

(1997年/平成9年4月・歌舞伎座)

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