作品詳細
人気作家・宮部みゆきが、構想15年、執筆に9年を費やした、作家生活25年の集大成にして最高傑作と謳われるベストセラーを、『八日目の蝉』の成島出監督が実写化した、ミステリー巨編2部作の後編。男子生徒の死の真相を暴くために開かれた校内裁判の様子を臨場感たっぷりに描き出す。
校内裁判の提案者である藤野涼子は、柏木卓也殺害の嫌疑をかけられた問題児の大出俊次を被告に、検事として大出の有罪を立証しようとする。対して、他校生でありながら裁判に参加する神原和彦は大出の弁護人となり、涼子と対峙する。さまざまな思惑が絡まり合う中、涼子らは必死で真相を究明しようとするが…。