作品詳細

死んだ父のお参りに墓地に来た親子は、そこで不思議な世界を体験する。母は死に別れた者への想いに苛まれ、子供はおもちゃの飛行機と共に墓地内を徘徊する。幻想と現実の狭間に生きる親子は、いつしか死んでいった父への悲哀の情と共に、外の世界と幻想の世界とに別れていく。墓地に浮遊する、不気味なおもちゃの飛行機が印象的なこの作品は、『絵の中の少女』と同様、自作のピアノの調べに乗せて展開する、悲しい幻想物語である。絶妙なカッティング、雰囲気を醸し出すライティング、考え抜かれた構図と構成など、8ミリ時代の意欲作とも言うべき充実した作品。和製ドラキュラで知られる石崎仁一が、狂言まわし的な役柄を演じている。

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