作品詳細
劇場版『銀河鉄道999』(1979年)をモチーフに漫画やアニメ・映画で語られていないキャラクターの過去をオリジナルストーリーに加えて、作品のテーマである「限りある命(人間)・永遠の命(機械の体)」について描くミュージカル。
演出を第25 回読売演劇大賞優秀演出家賞などを受賞している新進気鋭の演出家・小山ゆうなが担当。脚本・歌詞には『ジャージー・ボーイズ』『デスノートThe Musical』など数多くの脚本・作詞・訳詞・台本の翻訳を手掛けて高橋亜子を、そして音楽監督には映画『銀河鉄道999』の主題歌を始め、「ガンダーラ」「モンキーマジック」と数々の爆発的ヒットを世に送り出してきたゴダイゴのミッキー吉野が起用された。
主人公・星野鉄郎役には、ミュージカル界のトップを走り続ける俳優・中川晃教。メーテル役には、宝塚退団後も数々のミュージカルで主役を演じ、2016年には菊田一夫演劇大賞を史上最年少で受賞するなどの実力派女優・花總まり、機械伯爵役には『刀剣乱舞』など2.5次元ミュージカルなどに多数出演し人気を誇る俳優・佐藤流司、ガラスのクレア役には、2016年にAKBを卒業し、ミュージカル『Endless SHOCK』やブロードウェイミュージカル『IN THE HEIGHTS』など話題のミュージカルに出演し注目を集める女優・梅田彩佳と人気と実力を備えた豪華メンバーが集結!さらに徳永ゆうき、藤岡正明、矢沢洋子、松本梨香、北翔海莉、三浦涼介と、あらゆるジャンルの最前線で活躍するキャストによる異種格闘技のミュージカルがここに誕生!
未来社会。人類は肉体を機械に変えることで永遠の命を手に入れていたが、貧しき者たちは高価な機械の身体を買えずに虐げられていた。そんな中、母を機械伯爵に殺された少年・星野鉄郎は、謎の美女メーテルと共に、機械の身体をタダでくれる星を目指して銀河鉄道999に乗り込む。遙かなる銀河の旅の中、鉄郎はハーロック、クイーン・エメラルダス、大山トチローなどとの出会いや、機械伯爵の意外な過去に触れ、限りある生命の美しさに気づいていく。さらに鉄郎の真っ直ぐな心は、メーテルにもある大きな決意をさせるのだった…。
(2022年4月8日~4月18日 東京・日本青年館ホール)