力道山物語 怒涛の男

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作品詳細

全世界プロレス界の人気者、われ等のリキ(力道山)が自ら演ずる、熱血波瀾の半生記。スポーツ映画の決定版。

九州大村市。子供達の野球のボールが農家の風呂場の窓ガラスをつきやぶった。作造爺のどなり声に恐れることなく「俺だよ」と答えた正義感の強い少年は、後に力道山と言われる百田光浩(武藤)だった。彼は不良中学生と喧嘩することを常に母に叱られていたが、作造爺は不良中学生5人相手に飛び掛かる闘志に感極まり、角力取になることを母兄弟にすすめ、自分の息子である小結・大村潟(沢村)にあずける約束をしたが、当の光浩は野球への気持ちの方が強かった。5年の月日が流れた冬の夜明け、両国の街をよれよれの浴衣にざんぎり頭で歩くのは、故郷の人々に送られて角力生活に入った16才の光浩の姿だった。

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(C)1955年日活株式会社

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