「ラブ・バイ・チャンス / Love By Chance」「Until We Meet Again ~運命の赤い糸~」を手がけた、タイBLのヒットメーカーStudio Wabi Sabiが贈る3つのラブストーリー。大学を舞台に3組の恋が進行する本作は、医学部の後輩&工学部の先輩カップルの物語「TOSSARA」、失恋から始まる工学部の先輩&後輩の恋を描いた「Love Mechanics」、後輩の弟に惹かれるプレイボーイの年の差の恋「This is Love Story」と、3組3様のラブストーリーが楽しめるオムニバス形式。大学生たちの不器用でド直球な愛情表現の数々に、胸キュン必至!
イケメンかつ成績優秀なガン(ウィン)は、新入生スターコンテストに出場するほど大学の超人気者。そんなガンが成績や他者からの評価以上に執着する対象は、6年間も片思いしてきた最愛の人・バー(フォーク)だ。バーは勝気で一見とっつきにくいが、勉強にも後輩の指導にも熱心な頼もしい先輩。ともに努力の人であるふたりは、気持ちが通じ合うなり大学一と言っても過言ではないラブラブ状態に突入し、周囲から羨望とともに辟易もされるようになる。
恋人のプローイとは「伝説のカップル」と称され、包容力のある男として「パパ」と呼ばれるなど、学生たちの憧れの的だったウィー(イン)。しかしマーク(ウォー)に惹かれてからはそれらのラベルがはがれ、優柔不断な面が浮き彫りに…。マークはウィーに失恋の傷を癒されたかと思えば、上塗りもされてしまうが、無邪気に甘えられたりすねた顔を向けられると、ほだされて許してしまう。良くも悪くも、求めるものと求められるものがハマっているふたりだ。
自他ともに認めるプレイボーイのヌア(プロム)は真の恋を知らず、内向的でプレイボーイが嫌いなプララーム(ベンツ)は恋そのものを知らない。そのため互いの言動で初めての感情が生まれ、調子が狂いっぱなし。さらにヌアは、過保護なガンからちょっとした妨害を受けることも…。一方でプララームは双子のプララックから背中を押されることもあり、恋愛偏差値を高めていく。実は恋のスタートラインが同じだけに、一緒に歩めるふたりなのだった。
ガン、ウィー、ヌアは“待つ恋”を経験する。誰より長い片思いを抱えたまま、バーにアプローチするチャンスを得たガン。一度は失望させたマークに、再び好きになってもらいたいウィー。そして愛のメッセージを送り、プララームの心を開こうとするヌア。想いと独占欲をこじらせた3人による怒涛の口説きは、胸やけ必至…!?
バー、マーク、プララームはツンデレトリオ。自分に心を砕きすぎるガンが心配で叱りもするが、盛大に甘えもするバー。叩いてたしなめることもありつつ、ウィー限定の包容力は強大なマーク。ヌアの甘い言葉をかわしながらも、「僕を好きなの?」と聞き返すガードのゆるいプララーム。こうしてパートナーをメロメロにしている。
イワー、ティー、リーたちを筆頭に、3組のカップルの周りには、恋バナに首を突っ込むのが大好きな友人があふれている。大学で顔を合わせる時はもちろん、SNS上でも容赦ない見解をぶつけるが、本心では応援しているのだった。また芸術学部の女生徒デューは、「Dew Dely」なるチャンネルでカップルの最新情報を発信する徹底ぶり!
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