皇帝が崩御し、後宮に暮らす側室たちは殉葬される運命に怯えていた。一方朝廷では、次期皇帝を取り込み、権力を握ろうとする動きが始まる。身分を偽り、宮廷に入り込み絶大な権力を握るようになっていた長官の肖鐸(ワン・ホーディー)は、皇后がまだ幼い皇太子・栄王の摂政に南苑王を立てようと目論んでいることを知る。南苑王は、肖鐸が6年前に失った双子の弟の仇だった。そんな時、皇帝の弟・福王(ピーター・ホー)からあることを依頼される。それは、殉葬される運命の“想い人”を救い出してほしいというもの。その側室の名は歩音楼(チェン・ユーチー)。肖鐸は、福王に対して、音楼を助けるその見返りとして栄王を奪う約束をとりつける。しかし、栄王が不慮の死を遂げたことから福王が帝位につくことになる。肖鐸はその後音楼とすごしていくうちに、皇帝の想いを知りながらも音楼のことを愛してしまうのだった。

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中国では配信されると24時間以内に8,000万回視聴を突破。さらに中国主要配信サイト全体で12日間連続1位を獲得した大ヒットラブロマンス時代劇。
主演を務めるのは、2018年に中国版「花より男子」の道明寺役や「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」のツンデレな演技も大きな話題となり一躍人気俳優となったワン・ホーディー。今回は、亡き弟の仇討ちに燃える冷酷な太監をクールに演じる。ヒロインは、「恋鏡~双つの魂、焦がれし姫~」や、「月上重火~江湖に燃える愛~」など、ロマンス古装劇のヒロイン役で知られるチェン・ユーチー。自由を求める強い心をもち、持ち前の機転をいかしてピンチを次々に乗り越えていく。そして、ピーター・ホーやズン・リーらベテラン俳優たちが脇を固める。
容姿端麗、見ていると言葉を失うほどに整った顔立ちの上、スタイル抜群なワン・ホーディーは時代劇の衣装がよく映える。今回演じた冷徹な宦官・肖鐸といい、ブレイクのきっかけとなった「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」のツンデレ魔王も、その冷たくさえ見える美貌が際立っているが、実は素顔は気のいいお兄さん。四川省にある実家は串揚げ屋さんで、お店をよく手伝っていたそうだ。本作の肖鐸は、復讐のために宦官のふりをして権力を握り、周囲からも冷酷非情と恐れられているが、そんな彼が先帝の妃であった歩音楼と出会ったことで、ふと笑顔を見せたり、さみしそうな顔をしたりするようになる。魅力的すぎる偽宦官役にギャップ萌え必至!心の準備が必要だ。
好感度抜群の本作のヒロイン、歩音楼。家名のため、病気の母のため、父親と義母から追い出されるように後宮に入れられたものの、野心はなく、賢くさばさばした性格。自分を助けてくれた肖鐸に感謝はするものの、なぜ助けられたかわからず、機嫌を取ろうとやたらと肖鐸の外見を誉めるのがおかしい。肖鐸が偽の宦官だと知らないので、彼の好意も「私と姉妹になりたいってこと?」など勘違いしまくって笑わせる。そんな彼女も次第に肖鐸の優しさや孤独にふれ、どんな時も彼女を見守り救ってくれる肖鐸とひかれあっていくのだが……。演じるチェン・ユーチーはきりっとした顔立ちが歩音楼にぴったり。女優ティファニー・タンに誘われて彼女のプロダクションと契約し、「王女未央-BIOU-」などに出演して本格的に俳優活動を始めたそう。ワン・ホーディーとは同じ四川省出身で、現代ドラマ「今日もファイト」でも共演している。
実権は太監の肖鐸に握られ、提灯づくりだけが得意と揶揄される皇帝の弟・慕容高鞏。優しいけれど気が弱く、常におどおどしている。実は彼が、皇帝の崩御により殉葬されることになっていた音楼を助けてほしいと肖鐸に頼んだのだが、その理由は幼い頃、いじめられて隠れていた自分を助けてくれた音楼を思い続けていたから。音楼はそんなことはまったく覚えておらず、高鞏からの告白や手作り提灯のプレゼントに驚くばかり、妃になる気ももちろんない。彼女に好意を持ち始めた肖鐸も徹底的に邪魔するのだが、皇帝になったことで強気になった高鞏は、モンスター化していき……。挙動不審で自信のない姿から、次第に傲慢になっていく高鞏を怪演するのは、かつて台湾ドラマや日本のドラマにも出演し、最近は中国時代劇ドラマでさまざまな役を演じているピーター・ホー。変わらぬ活躍ぶりが見られる。
中国時代劇ドラマの重要キャラクターである宦官。後宮で働く去勢された男性で、皇族の近くにいることから権力を持つようになる者も出てきた。中国史上有名なのは、始皇帝に仕えた趙高や明の永楽帝に重用された鄭和などで、三国志の曹操も宦官の孫(父親が宦官の養子となった)といわれている。人気中国時代劇ドラマにも、「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で乾隆帝にいつもお尻をけられていたコミカルな宦官の李玉や、「成化十四年~都に咲く秘密~」のミステリアスな宦官・汪植など、印象に残るキャラクターが多い。本作でも、皇帝に次ぐ権力を持つ美貌の(偽)太監・肖鐸をはじめ、肖鐸の腹心の部下でよく働くが一言多い宦官・曹春央、慕容高鞏のお付きの宦官で、まるで乳母のように高鞏の面倒を見たり助言をしたりする孫太監、行き場のない亡き皇帝の妃たちを虐待する宦官・劉太監など、それぞれ個性豊かな宦官が登場する。