皇帝が崩御し、後宮に暮らす側室たちは殉葬される運命に怯えていた。一方朝廷では、次期皇帝を取り込み、権力を握ろうとする動きが始まる。身分を偽り、宮廷に入り込み絶大な権力を握るようになっていた長官の肖鐸(ワン・ホーディー)は、皇后がまだ幼い皇太子・栄王の摂政に南苑王を立てようと目論んでいることを知る。南苑王は、肖鐸が6年前に失った双子の弟の仇だった。そんな時、皇帝の弟・福王(ピーター・ホー)からあることを依頼される。それは、殉葬される運命の“想い人”を救い出してほしいというもの。その側室の名は歩音楼(チェン・ユーチー)。肖鐸は、福王に対して、音楼を助けるその見返りとして栄王を奪う約束をとりつける。しかし、栄王が不慮の死を遂げたことから福王が帝位につくことになる。肖鐸はその後音楼とすごしていくうちに、皇帝の想いを知りながらも音楼のことを愛してしまうのだった。
・[NEW]2024/11/19 エピソード情報更新!
・2024/11/12 エピソード情報更新!
・2024/11/5 エピソード情報更新!
・2024/10/29 エピソード情報更新!
・2024/10/22 エピソード情報更新!
・2024/10/15 エピソード情報更新!
・2024/10/8 エピソード情報更新!
・2024/10/1 エピソード情報更新!
・2024/9/24 エピソード情報更新!
・2024/9/17 エピソード情報更新!
・2024/9/10 エピソード情報更新!
・2024/9/3 エピソード情報更新!
・2024/8/27 エピソード情報更新!
・2024/8/20 エピソード情報更新!
・2024/8/13 エピソード情報更新!
・2024/8/6 エピソード情報更新!
・2024/7/23 <終了しました><視聴者限定プレゼント>「浮図縁~乱世に咲く真実の愛~」ドラマグッズを抽選で計2名様にプレゼント!【応募締切:2024/9/1(日)午後11:59】
・2024/7/23 「浮図縁~乱世に咲く真実の愛~」特設ページ公開!
中国では配信されると24時間以内に8,000万回視聴を突破。さらに中国主要配信サイト全体で12日間連続1位を獲得した大ヒットラブロマンス時代劇。
主演を務めるのは、2018年に中国版「花より男子」の道明寺役や「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」のツンデレな演技も大きな話題となり一躍人気俳優となったワン・ホーディー。今回は、亡き弟の仇討ちに燃える冷酷な太監をクールに演じる。ヒロインは、「恋鏡~双つの魂、焦がれし姫~」や、「月上重火~江湖に燃える愛~」など、ロマンス古装劇のヒロイン役で知られるチェン・ユーチー。自由を求める強い心をもち、持ち前の機転をいかしてピンチを次々に乗り越えていく。そして、ピーター・ホーやズン・リーらベテラン俳優たちが脇を固める。
容姿端麗、見ていると言葉を失うほどに整った顔立ちの上、スタイル抜群なワン・ホーディーは時代劇の衣装がよく映える。今回演じた冷徹な宦官・肖鐸といい、ブレイクのきっかけとなった「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」のツンデレ魔王も、その冷たくさえ見える美貌が際立っているが、実は素顔は気のいいお兄さん。四川省にある実家は串揚げ屋さんで、お店をよく手伝っていたそうだ。本作の肖鐸は、復讐のために宦官のふりをして権力を握り、周囲からも冷酷非情と恐れられているが、そんな彼が先帝の妃であった歩音楼と出会ったことで、ふと笑顔を見せたり、さみしそうな顔をしたりするようになる。魅力的すぎる偽宦官役にギャップ萌え必至!心の準備が必要だ。
好感度抜群の本作のヒロイン、歩音楼。家名のため、病気の母のため、父親と義母から追い出されるように後宮に入れられたものの、野心はなく、賢くさばさばした性格。自分を助けてくれた肖鐸に感謝はするものの、なぜ助けられたかわからず、機嫌を取ろうとやたらと肖鐸の外見を誉めるのがおかしい。肖鐸が偽の宦官だと知らないので、彼の好意も「私と姉妹になりたいってこと?」など勘違いしまくって笑わせる。そんな彼女も次第に肖鐸の優しさや孤独にふれ、どんな時も彼女を見守り救ってくれる肖鐸とひかれあっていくのだが……。演じるチェン・ユーチーはきりっとした顔立ちが歩音楼にぴったり。女優ティファニー・タンに誘われて彼女のプロダクションと契約し、「王女未央-BIOU-」などに出演して本格的に俳優活動を始めたそう。ワン・ホーディーとは同じ四川省出身で、現代ドラマ「今日もファイト」でも共演している。
実権は太監の肖鐸に握られ、提灯づくりだけが得意と揶揄される皇帝の弟・慕容高鞏。優しいけれど気が弱く、常におどおどしている。実は彼が、皇帝の崩御により殉葬されることになっていた音楼を助けてほしいと肖鐸に頼んだのだが、その理由は幼い頃、いじめられて隠れていた自分を助けてくれた音楼を思い続けていたから。音楼はそんなことはまったく覚えておらず、高鞏からの告白や手作り提灯のプレゼントに驚くばかり、妃になる気ももちろんない。彼女に好意を持ち始めた肖鐸も徹底的に邪魔するのだが、皇帝になったことで強気になった高鞏は、モンスター化していき……。挙動不審で自信のない姿から、次第に傲慢になっていく高鞏を怪演するのは、かつて台湾ドラマや日本のドラマにも出演し、最近は中国時代劇ドラマでさまざまな役を演じているピーター・ホー。変わらぬ活躍ぶりが見られる。
中国時代劇ドラマの重要キャラクターである宦官。後宮で働く去勢された男性で、皇族の近くにいることから権力を持つようになる者も出てきた。中国史上有名なのは、始皇帝に仕えた趙高や明の永楽帝に重用された鄭和などで、三国志の曹操も宦官の孫(父親が宦官の養子となった)といわれている。人気中国時代劇ドラマにも、「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で乾隆帝にいつもお尻をけられていたコミカルな宦官の李玉や、「成化十四年~都に咲く秘密~」のミステリアスな宦官・汪植など、印象に残るキャラクターが多い。本作でも、皇帝に次ぐ権力を持つ美貌の(偽)太監・肖鐸をはじめ、肖鐸の腹心の部下でよく働くが一言多い宦官・曹春央、慕容高鞏のお付きの宦官で、まるで乳母のように高鞏の面倒を見たり助言をしたりする孫太監、行き場のない亡き皇帝の妃たちを虐待する宦官・劉太監など、それぞれ個性豊かな宦官が登場する。
皇帝の崩御により、後宮で仕える歩音楼は“朝天女”として殉葬されることに。その頃、昭定司の長官である宦官の肖鐸は、後継者である幼い栄王を手中に収めんとする権力争いの渦中にあった。栄王を得るための名分が欲しい肖鐸だったが、折しも皇族である福王こと慕容高鞏が現れ…。
朝天女たちが次々と首を吊られていく中、肖鐸が浮図塔にやってくる。すでに吊られていた音楼だが、布が裂けて床に落ち、命が助かる。肖鐸に救われたうえ、皇太妃に封じられて訳が分からない音楼。そして肖鐸は福王の元を訪れ、音楼を救った見返りとして栄王を奪うことを迫る。
大喪の夜、栄安皇后を足止めするよう音楼に命じ、皇后のいない隙に栄王を連れ出す肖鐸。利用されたと悟った音楼だが、露見すれば自分も命が危ういと、肖鐸を城外に逃がすため協力する。騙されたと気付いた皇后が音楼の所に戻ってきたその時、福王の同母妹である合徳姫が現れて…。
福王の女になる気などない音楼は、自由を得るために肖鐸と手を組もうと考える。お守りに無理やり肖鐸の官印を押させる音楼。肖鐸も、福王を動かすためには音楼が必要なのだった。一方、音楼に喜んでもらおうと提灯づくりに励む福王は、ある夜、誤って大変なことをしてしまう。
皇后と結託している南苑王を打つ絶好のチャンスがやって来るが、音楼が皇后に連れ去られたという情報を得る肖鐸。福王をおびき寄せる皇后の張った罠だと知りつつ、音楼の所に向かう肖鐸。福王を帰した肖鐸の機転により、皇后の悪だくみは失敗に終わり、皇后は皇城を去るのだった。
皇帝に即位した福王は、義姉にあたる音楼と自分が噂になっていると肖鐸に聞き、正式に妃にしようと音楼を訪ねる。だが音楼の望みは、皇帝の妃として皇城で豊かに暮らすことではなく、自由な生活であると知り、福王は音楼を皇陵に行かせることに。そして肖鐸が送っていくのだが…。
都に留め置かれている弟の宇文良序を救おうと、南苑王が間者を潜ませるが、気付いた肖鐸が未然に防ぐ。命懸けの緊迫状態の中だが、女子は凧を好むと知った肖鐸は職人を招き凧作りに励む。一方、皇陵にいる音楼は、同じく朝天女だった李美人が劉太監にいびられているのを知り…。
合徳姫のおかげで良序の佩玉を手に入れた肖鐸。そして姫の誘いも断りまっすぐ皇陵に向かう肖鐸だが、突然の雷雨に阻まれ約束の刻に間に合わない。ようやくたどり着き皇陵に侵入した肖鐸は、側近の曹春央を音楼の代わりに侍女の東雲と置いて、音楼の母の住む旧宅に音楼を連れ出す。
皇陵の主管である劉太監に、自分の後ろ盾が肖鐸であることを匂わせる音楼。すると横暴な劉太監も一旦態度を改めるが、怪しんで肖鐸に文を送る。肖鐸が察して皇陵に出向くと、皇帝も来ていて音楼を後宮に連れて帰ろうとする。そうはさせまいと肖鐸は音楼にあることをさせるが…。
音楼が肖鐸の屋敷で生活することになった翌日、合徳姫が肖鐸の所にやって来るが、そこに良序が紛れ込んでいた。春央らは南苑王の謀略かと構えるが、なんと良序は合徳姫に恋心を抱いてついてきたのだった。その頃、皇帝の侍従の孫泰清は、音楼にお妃教育を施そうと画策していた。
夢廬という妓楼で音楼に修行させてはどうかという孫太監の提案を肖鐸は断るが、勘違いした音楼と口論に。翌朝、音楼は肖鐸に黙って夢廬に行く。主の夢解語が気に入る花を投げないと中に入れないが、音楼は枝を投げる。一方、心配で仕方ない肖鐸は春央を夢廬に偵察に行かせる。
音楼が夢廬で舞を披露していたと春央に聞いた肖鐸は、自ら出向くことに。一方、合徳姫も音楼を訪ね夢廬に現れるが、解語に弟子入りした良序に出くわして大騒ぎする。同じ頃、音楼の舞を目撃した肖鐸は音楼を連れ帰ることにする。音楼は肖鐸が自分のことを好きなのではと疑い…。
上元節の祭りで灯籠流しをする音楼と肖鐸。肖鐸は太平の世を願い、音楼に出会えたことを密かに感謝する。だがそこに皇帝が現れ、音楼を誘い歩く。すると突然、南苑王の間者が逃げて来る。肖鐸が捕えるが、皇帝は自ら間者を殺し、危険だからと音楼を皇宮に連れて行こうとするが…。
悪南苑王に嫁がされるところを肖鐸に救われた音楼は、母の元に向かう。だが母は既に亡くなっていて、音楼は肖鐸の胸で泣くのだった。そして肖鐸は音楼と共に歩家に戻り、音楼の義母に罪を償わせようとする。だが、音楼の父である歩馭魯は、音楼の地位にあやかり事を収めようとする。
皇太后のいる寺に行った皇帝は、そこで永安皇后に出くわす。永安皇后は皇太后と共に皇宮に戻るという。その頃、音楼と肖鐸は西蜀に向かう船上にいたが、突然水賊が現れ、音楼をかばった肖鐸は矢に射られ落水する。後を追って音楼も河に飛び込む。そして2人は陸にたどり着くが…。
南苑王に見つかることなく無事に西蜀に着いた音楼と肖鐸。そして肖鐸は自ら南苑王の所に出向き、しばし留まる旨を通告する。その頃、音楼は従兄の連城に会っていたが、嫉妬した肖鐸が迎えに来て2人は西蜀での仮住まいに一緒に帰る。想い合う2人の姿を見ながら、東雲は心配する。
南苑王が肖鐸の元に世話係の女を送ってくる。間者として送ってきたのを承知でそばに置こうと考える肖鐸だが、音楼は肖鐸に関するひどい嘘を吹き込んで女たちを全員追い返してしまう。そして西蜀の風習に倣って新婦の義姉が新郎の南苑王に作った靴を見た音楼は、肖鐸の靴を作る。
音楼の義姉、歩音閣の策略からは逃れたものの、自分と音楼の仲を周囲に感づかれ始めていると察した肖鐸は警戒を強め、音楼と距離をとるように。そんな中、6年前に肖鐸と伴侶の契りを結んだという女が現れる。肖鐸は何か裏があると思いつつ、ひとまずその女を匿うことにするが…。
肖鐸と契りを結んだという秋月白の背後には、肖鐸がにらんだとおり、南苑王と栄安皇后がいることが分かる。そして月白はそうとは知らず肖鐸に毒をのませる役目を負うことに。それを知った音楼は肖鐸を救おうと自ら飲み干し、倒れる。肖鐸は目覚めない音楼を必死に看病するが…。
肖鐸が飲んでいる薬が気になる音楼は、東雲に春央から聞き出させる。春央は言葉を濁すが、肖鐸が不治の病を患っていると考えた音楼は薬の成分を調べる。すると、ひげの生育を抑える薬だと分かる。その頃肖鐸は、兵権を握る南苑王と将軍とを一気に排除しようと画策していた。
西蜀にやって来た皇帝に罰を受けた肖鐸。その傷ついた体を見て胸を痛める音楼は皇帝に呼ばれ、連城との仲を疑われる。そして皇帝は、肖鐸には西蜀に留まり賊の討伐を、音楼には後宮に皇帝と共に帰るように命じる。その夜、肖鐸は音楼の所に密かに現れ、2人は駆け落ちの約束をする。
皇帝との夜伽を避けたい音楼は、皇帝と合徳姫の兄妹思い出の料理でもてなし、自分の皇帝への思いも兄に対する情と同じだと告げるが、皇帝は逆上してしまう。夜伽を避けられないと察した音楼は、合徳姫にもらった薬を飲み容貌を損なおうとするが、飲む前に皇帝に見破られてしまう。
自分を拒んだ罰に音楼を皇城の外れの別邸に送った皇帝は、音楼の様子が気になり自ら見に行くが、会えずに帰ってくる。それを、都に帰還したばかりの肖鐸も見ていた。一方、皇帝に取り入ろうと歩太傅が上奏に来る。肖鐸の権力を封じるため皇帝は歩を大理寺卿に任じ、肖鐸を呼ぶ。
音楼に傷つけられても諦められない肖鐸は、栄安が音楼の命を狙っているという情報を得る。一方、春央も東雲を心配して染織局に訪ねるが、むげに帰される。肖鐸は昭定司の舎七郎頭領に命じ音楼を護衛する手はずを整えるが、その頃、合徳姫と良序が音楼のいる屋敷に侵入してきて…。
春央と共に東雲を訪ね、皇帝と音楼との本当の関係を話すよう脅す肖鐸。東雲に全てを打ち明けられ真相を知った肖鐸は音楼に会いに行こうとするが、ちょうど皇帝に呼ばれる。その頃皇帝は音楼を訪ね、音楼の世話を怠ったかどで側仕えを全員処刑し、拷問された連城まで連れてくる。
釈迦の生誕祝いの場で、皇太后は音楼を後宮に入れることに反対する。だがその頃音楼は肖鐸と夜を明かした湖上にいた。急いで戻った音楼は、待ち構えていた皇帝に誰と何をしていたか聞かれるが、合徳姫の機転で難を逃れる。一方肖鐸も栄安に音楼との情事を感づかれ脅されるが…。
久しぶりに戻ってきた東雲を、音楼は優しくいたわる。だが東雲は栄安に家族を人質にされ、音楼を陥れる手先にされていた。気まずい東雲が早々に退出すると音楼の部屋への隠し通路を作った肖鐸が突然現れ、栄安を陥れる相談をする。その頃、都では奇怪な殺人事件が頻発していた。
肖鐸の過去を調べた栄安は、その秘密を盾に、音楼を殺すよう肖鐸を脅す。沈痛な面持ちで栄安と共に訪ねてきた肖鐸が、毒入りの酒を渡し、音楼はそれを飲み干す。満足げな栄安は、肖鐸に渡された紅を唇に塗るが、それが自ら作らせた毒だと分かるとすぐに解毒薬を取り出して…。
弟を殺した犯人の手がかりとして肖鐸がずっと持っていた糸飾りが、父の物だと気付いた音楼は、父を呼びだす。6年前の足取りを尋ねる音楼に、歩は自分がやったと認めつつ、たかが下僕を殺しただけだと居直る。父の所業に落胆し追い出す音楼だが、その様子を肖鐸が盗み見ていた。
西蜀の屋敷に永久幽閉されていた南苑王が、大理寺卿である歩の進言により皇帝の許しを得て、入京する。南苑王の側室の音閣もやってきて音楼の屋敷に居座る。ある日、音楼の屋敷に皇帝が来るが、音楼のつれない態度に怒り、その当てつけに初めて会う音閣を相手に酒を飲みだすが…。
皇陵に留め置かれる肖鐸は突然、刺客に襲われる。退治した肖鐸は、変事が起こっていると悟り、皇帝に同行する歩や南苑王、音楼がいる狩り場へ向かう。その頃、南苑王らはすでに反軍を率いて皇帝に禅譲を迫っていた。音楼は肖鐸に救援を頼もうと考えるが皇帝は頑としてそれを拒む。
朝廷が混乱している隙に2人で逃げ出そうと固い約束をする音楼と肖鐸。音楼の浮かない様子から察した肖鐸は、謀反の罪で打ち首になる歩に会いに行くよう伝える。だが訪ねてきて膝当てを贈る音楼に、歩は最後まで冷たく当たる。一方、重傷で、交合不能と診断された皇帝は逆上する。