「ノクドゥ伝(原題)」
チャン・ドンユン
撮影を終えた感想をお聞かせください。
「正直に言うと、まだ終わったという実感がないです。この数カ月間は本当に渾身の力を込めて撮っていたので、まだ終わった気がしていないですし余韻が残ったままの状態です。終わってしまって残念ですし、寂しい気持ちです」
『ノクドゥ伝』がどんなドラマか簡単に教えてください。
「『ノクドゥ伝』はノクドゥとドンジュ(キム・ソヒョン扮)がぶつかり合いながらも、可愛らしい恋愛を展開するロマンティック・コメディがもっとも大きな要素ではあります。ノクドゥは女装をしているし、周囲の登場人物たちとコミカルに息を合わせるところが面白いです。そこにアクションもありますし、本格的な時代劇としての魅力もありますし、“総合ギフトセット”のように皆さんに楽しんでいただけると思います」
撮影現場の雰囲気がとても和気あいあいとしていたと伺いました。現場のムードメーカーは誰でしたか?
「僕がその担当をよくしていた気がします(笑)。僕は性格が肯定的で明るいほうですし、エネルギーにあふれているんですよ。でも共演者の皆さんも僕と同じような明るい性格の方が多かったですね。本当に優しくて面白い方々ばかりだったので、僕がムードメーカーになろうとしましたが、皆さんのおかげで楽しい現場になりました」
どんなふうに現場を盛り上げましたか?
「僕は結構おしゃべりなんです(笑)。よくふざけたりもします。みんなを集めて話すことが好きなほうですね」
トン・ドンジュ役のキム・ソヒョンさんとは撮影をしながら大変だった点と良かった点は?
「ソヒョンさんは演技の経歴も長いですし、その経験値を感じました。ベテランのように余裕があるので相手に演技の呼吸を合わせてくれて、僕が集中できるようにしてくれてすごく良かったです。性格も優しくて、親しくなろうとしたときに気兼ねなく接してくれたところが良かったです。演技の呼吸もピッタリでした」
カン・テオさんとの衝撃的なキスシーンもありますよね?テオさんとは初共演ですが、共演してみていかがでしたか?
「テオさんは元々人に壁を作らない気さくな性格なので、すごくリラックスして演じられました。特にコミカルなシーンの撮影は息がバッチリでした。テオさんも僕に似てエネルギーにあふれているタイプなので、テンションが上がるようなコミカルなシーンは特に良かったです。本人も役柄に段々とハマっていき、集中している姿がとても素敵でしたね」
今後の活動計画は?
「できる限り空白期間を作らずに作品に出演したいです。作品活動以外には単発的に芸能番組への出演があったり、写真集も出す予定があります。ファンミーティングもやると思いますし、そういったイベントでお会いすることもできると思います。それから近いうちに作品を通してご挨拶できるようにがんばっています」
最後にメッセージをお願いします。
「『ノクドゥ伝』はノクドゥとドンジュの愛らしくてカワイイ、そして面白いラブコメディです。そこにアクションもあるし、本格的な時代劇の一面もあるし、哀切なラブストーリーもあり、総合ギフトセットのようなドラマです。皆さんを絶対に後悔させないはずです。一生懸命撮影しましたので、たくさんの愛と応援をお願いします。これからもがんばります!ありがとうございました」
Jang Dong Yoon
1992年7月12日生まれ。コンビニ強盗をつかまえたことがきっかけでスカウトされ、芸能界入りするという異色の経歴を持つ。2016年のドラマ『ソロモンの偽証』では主演に抜擢。その後も『恋するレモネード』(‘17)、『ミスター・サンシャイン』(‘18)などの話題作に出演。今後の活躍が期待される若手俳優。
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ノクドゥ伝(原題)
謎につつまれた“未亡人村”に潜入した女装男子チョン・ノクドゥと妓生見習いの女性トン・ドンジュというわけアリの2人が繰り広げるラブコメディー。