人間界の王のもとに双子の女の子が誕生し、それを天地は祝福した。穏やかで優しい姉の青葵(ホー・シュエンリン)と、活発で頭も良いが悪知恵もはたらく妹の夜曇(リー・ランディー)。そんな2人への人々の扱いは異なっていた。青葵は人々の賛美と敬意を集め、その名声は天まで届いた。感銘を受けた神々は彼女を天上の妃として迎え入れようと、天界の王子である有琴(チェン・シンシュー)の婚約者に選ぶ。姉が人々と神の称賛を受ける一方で、夜曇は人間界で幽閉され、避けられていた。しかし妹もまた、沈淵界の妃にふさわしいと見なされる。それぞれ婚約した姉妹は新しい人生に踏み出そうとするが、運命のカードはまだ1枚残っていた。2人は輿入れの会場まで輿に乗って向かうことになっていたが、ある出来事が起こりなんと途中で姉妹の輿が入れ替わってしまうのだった。姉妹は違う相手と結婚したことに気付くも、2組のカップルは愛を育んでいく。しかしそんな中、天界、人間界、沈淵界、獣界の4つの世界では混乱が起こり始める。
双子自身も愛や人生の瀬戸際に立たされ、様々な問題に満ちた世界に平穏を取り戻すことができるのだろうか…?

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・2023/9/29 「星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~」特設ページ公開!
穏やかで優しい姉と活発で悪知恵も働く妹。それぞれ嫁いだ先で試練にあいながらも、妹は培ってきた反逆心、姉は生来の心根の美しさで対抗! 妹の夜曇は、天界で1500年もの修行を受けた神君・少典有琴をも悩ます暴れっぷりを見せ、姉の青葵は、沈淵界で王位を狙う腹黒第三王子・嘲風のねじれた根性を癒し正していく。姉妹のお相手となるすべてに完璧なはずの神君、そして悪の権化なはずの沈淵界の第三王子も、ヒロインたちにその正義や悪の仮面を外されて、思いがけない弱さやかわいい素顔を見せていくことに。姉妹の奮闘ぶりがコミカルに描かれて楽しく、政略結婚、しかも入れ違いだった相手と次第に心をつなげていくロマンスな展開は超スイート♡
天界の神牛を火鍋にして食べてしまったり、仙人たちと麻雀をして彼らの財産をすべてまきあげてしまったりと暴れ方が半端じゃない夜曇。「宮廷の茗薇<めいび>~時をかける恋」のリー・ランディーが表情豊かにそのわんぱくぶりを熱演。悪だくみをする時の目の輝き、意外に素直に反省したり姉を心配する時のしゅんとした顔がなんとも憎めないヒロインとなっている。そんな彼女に振り回される少典有琴を演じるのは、「東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~」のチェン・シンシュー。眉目秀麗で、修行によって感情の動くことのない隙のなさすぎる神君になった有琴が、夜曇の起こす問題で各方面からクレームが入りまくり、眉がぴくぴく。こらえきれない怒りが落雷となって表れるのがおかしい。しかし、腹心である侍従の飛池からは「盤石だった神君の心を乱すとはやはり運命の相手」と言われてしまい……。
一方で、沈淵界の王室の権力争いに巻き込まれてしまう青葵。沈淵界で蔑まれて迫害されても、共に育ちながら災いの星に生まれたと虐げられていた夜曇はこんな気持ちだったのかと、甘んじて受け入れる心の美しさ。そして第三王子・嘲風の策略にも気づかず、自分の得意とする医術で彼のけがの治療をし、誠心誠意を込めて彼を守ろうとする。そのあまりに純粋で汚れのない言動には、嘲風の侍従で口の悪い谷海潮さえもほだされてしまうほど。もちろん、彼女を利用して王位を得ようとしていた諸悪の根源・嘲風も例外ではなく、青葵に心惹かれていくが……。青葵を演じる「長安二十四時」「永遠のシンデレラ~君は僕の運命の人~」のホー・シュエンリンは涼し気な澄んだ瞳が印象的で、青葵の清廉な雰囲気にぴったり。嘲風役のチェン・ムーチーも、すねたような甘い顔立ちが周囲をだますために弱い子ぶりっ子をする嘲風にハマっている。
双子として生まれながら、姉の青葵は祝福され、妹の夜曇は災いの象徴とされてしまった姉妹。母は亡くなり、父は姉のことは愛しても妹には驚くほど冷たい。幼い頃から差別され、幽閉されて育った夜曇だったが、逆境にもめげない王女に。獣族の友達の慢慢を父の姿に変身させてやつあたりをしたり、沈淵界に嫁がされると聞けばそこで悪の限りを尽くしてやると息まいたり。姉の青葵に優しくされても憎まれ口をきくが、実は純粋で騙されやすい姉のことをいつも心配している。一方の青葵も、幼い頃から冷遇されている妹を気にかけ、嫁入りの入れ違いがあっても、妹が天界で幸せにすごせるなら自分は沈淵界に留まろうと思うほど、姉妹の仲は良好だ。痛みを共有する不思議な力を持つ二人が、自分の腕に字を掘ると相手の腕にその字が浮かぶという現象を利用して互いを気遣うやりとりをするのも、痛そうだが微笑ましい。
主人公たちをとりまくキャラクターたちが、くすりと笑わせてくる本作。神君・有琴の側近を務める飛池が、1000年の修行で浮世離れしてしまっている主人や、天界でも怖いものなしで暴走する夜曇に入れるツッコミは、心の声でのツッコミも含めて爆笑必至。沈淵界の第三王子・嘲風の側近の海潮も、思ったことをズバリと言い、主人のことも平気で全否定(言われる嘲風も慣れている様子)。青葵をだます嘲風の後ろで、呆れた顔で遠い目をしているのがおかしい。このほか、幼い頃の有琴を育てたのは自分だと豪語したり、嫁入りした夜曇にたくさんのプレゼントをあげたりとまるで親戚のおじさんとおばさんのような騒がしい天界の仙人たちも、仙人なのに人間くさくて楽しいキャラクターだ。
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