戦争と人間 第一部 運命の序曲

作品詳細

戦争とは、人間とは何であるのかを問う戦争大河超大作


五味川純平の同名大河小説『戦争と人間』の映画化。全三部計9時間23分の長さを誇る、日活配給による戦争大河超大作。当初は四部作を予定していたが、豪華キャスト・本格的な戦闘シーン・海外ロケと日本の映画史上でも屈指の大作であったため、当時の日活の懐事情もあり結果的に予算が続かず、第三部で完結している。

 1931年の満州事変前夜から1939年のノモンハン事件までを背景に、様々の層の人間の生き様から死に様までを描いている。そして、その後の太平洋戦争に至る経緯について丁寧に表現されている。日本の満州侵出、大陸侵出を歴史的検証に基づいて製作された。

第一部:運命の序曲

昭和初期、振興財閥・伍代一族は満州への進出を画策し、軍部との癒着を強めていく。やがて関東軍は張作霖を爆殺し、そして柳条溝事件によって満州事変が勃発。時代が暗黒の闇へと向かう中、伍代家のみならず無数の人々が、不吉な暗雲をはらんだ運命に翻弄され、その渦に呑み込まれていく…。五味川純平のライフワークとして知られる長編大河小説を原作に、巨匠・山本薩夫監督が壮大なスケールで描く超大作シリーズ。

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