陽のあたる場所

作品詳細

沢田研二主演。夏目雅子、森下愛子が共演したサスペンスドラマ。上流社会への階段を上がる夢を抱いた青年(沢田研二)と、そんな彼と惹かれ合う令嬢(夏目雅子)。しかし青年には恋人(森下愛子)がいて…。3人の間で交錯する愛情、嫉妬、憎しみ。野心ゆえの行動がやがて悲劇につながっていく。
本作はTBS系列で1982年に始まった2時間ドラマシリーズ「ザ・サスペンス」の第1回作品。メインの3人の他にも、北村和夫、杉田かおり、世良正則、平田明彦ら豪華な共演陣が揃った。
モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラーが主演した1951年公開の映画作品「陽のあたる場所」と同様、原作はシオドア・ドライサーの小説「アメリカの悲劇」である。

【ストーリー】
貧しい母子家庭で育った庫雄(沢田研二)は大会社の社長である叔父・義介(北村和夫)を頼って上京し、会社で働き始めた。職場で知り合った女工・ルイ子(森下愛子)と恋仲となる一方、社内での昇進も見えてきたある日、護(世良公則)が庫雄を訪ねてきた。護の目的は庫夫の過去をネタに金を強請ることだった。困り果てた庫雄はその秘密を令嬢・園生(夏目雅子)に話してしまう。庫夫に惹かれていた園生は、これをきっかけに庫雄に急接近。しかし、その様子に嫉妬したルイ子は…。

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