明君行状記

作品詳細

備前岡山の城主池田光政は、名君として広く世間に知られているが、側近の青地善左衛門は、かねてより主君の仁徳には虚飾があるのではないかと疑っている。ある日善左衛門は若党を供に狩りに行くが、誤って禁猟の地で鉄砲を撃ったうえ、更には駆けつけ咎める役人を斬ってしまった。御禁制のお鷹場を荒らした者は死罪と定められている。そこで善左衛門は、この機に主君の仮面を脱いだ姿を見ようと、光政直々の裁きを願う。

鷹揚で度量の大きな光政と、己の罪を主張し処罰を迫る善左衛門の青果独特の緩急織り混ぜた両者の台詞の応酬が舞台を盛り上げる。本公演が共に初役の梅玉の光政、橋之助(現・芝翫)の善左衛門ほかの出演で。

(2001年/平成13年9月・歌舞伎座)

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