作品詳細
福岡の筑豊を訪ねた寅さんは、知り合いの旅役者一座の座長の死を知る。しばらくして、その座長の娘・美保が上京。寅さんは、色恋抜きを宣言して就職の口をみつけてやったり婿探しをしてやったりと大ハッスル。ところが、看板屋に勤める画家志望の青年・健吾が美保に思いを寄せていて…。シリーズ第37作。
福岡県飯塚、かつて炭坑で賑わった町も閑散とし、寅さんが贔屓にしていた旅役者の一座が活躍していた劇場も廃れてしまっていた。今は亡き座長に線香をあげるために、一座の花形だった大空小百合こと美保を訪ねる。やがて美保は寅さんを訪ねて上京するが、寅さんが不在で、ひょんなことから看板職人の健吾と知り合う。その後無事、寅さんと再会した美保は、柴又のラーメン屋“上海軒”で働くようになり、健吾との交際も続けるが…。