醍醐の花見

作品詳細

新春にふさわしい絢爛豪華で華やかな舞踊劇。

平安時代から都の花の名所として知られる京都の醍醐寺で、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が豊臣家ゆかりの人々を招いた盛大な花見の宴を催す。満開の桜のなか、新左衛門が舞い始めると三成、知房、さらに秀吉、北の政所、北の方も舞いに興じる。我が子秀頼の行く末を案じる秀吉だったが、御簾の中から現れた智仁親王より秀頼に尽力すること聞くと安堵するのだった。秀吉が催した一世一代の大規模なこの花見は「醍醐の花見」と呼ばれ、約1300人が参加したと言われている。史実をもとにしながら、新年の幕開きにふさわしく華やかさあふれる舞踊劇。

(2020年/令和2年1月歌舞伎座)

おすすめ作品

キャンペーン・PR Campaign & PR

SNS

衛星劇場
LINE公式アカウント