看護婦の日記

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作品詳細

太宰治の原作『パンドラの匣』を映画化。紫に煙る伊豆の山々を背景に、牧歌的な人生の明け暮れを迎える人々の中に、可憐な恋の花咲かす白衣の處女達。

新緑に萌える初夏の高原に、「健康道場」と称する純白のサナトリウムがある。ここでは院長のことを場長、医者は指導員、看護婦は助手、患者は塾生と呼ぶ。彼等は決してお互いを本名では言わず、ひばり、かっぽれ、孔雀、ラジオ、固パン等とあだ名で呼んでいる。その道場に入院しているひばりこと小柴という学生を巡って看護婦らが繰り広げる恋愛模様。

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