京鹿子娘道成寺 道行より押戻しまで

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作品詳細

歌舞伎の女形舞踊を代表する大曲。和歌山の道成寺には安珍清姫伝説がある。旅の僧に恋して裏切られた清姫が恨みのあまり蛇に変身して、道成寺の鐘の中に隠れた男を鐘ごと巻き付いて焼き殺したという。この娘道成寺はその後日談の形をとっている。騒動が去って鐘が再建された日に、女人禁制の鐘供養の場に美しい白拍子の花子が現れる。僧たちの願いに応じ艶やかに舞い始めた花子は、娘心のさまざまを次々と姿を替えながら踊り人々を魅了するが、やがて蛇体の本性を露わにし、再び鐘を落として寺を大混乱に陥れるのだった。今回は押戻しという趣向が付き、團十郎演じる怪力の大館左馬五郎が終幕に花道から登場し、荒れ狂う花子を押し戻して幕となる豪華版。

(2010年/平成22年1月・歌舞伎座)

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