妹背山婦女庭訓 小松原・花渡し

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作品詳細

日本版ロミオとジュリエットと目される久我之助と雛鳥の恋のストーリー。

<小松原・花渡し>
時は天智天皇の御代。帝の病を幸いと権力者蘇我入鹿(彦三郎=現・楽善)は帝位を望み、忠臣藤原鎌足を帝から遠ざけていた。秋のある日、奈良春日野の小松原では、偶然出会った太宰家の息女雛鳥(魁春)と久我之助(梅玉)がひと目で恋に落ちた。しかし両家は領地争いから長く不仲。これが悲劇の幕開けとなる。争いの続く両家の心底を疑う入鹿は、太宰家の後室定高(藤十郎)と久我之助の父大判事清澄(幸四郎=現・白鸚)を呼びつけ、久我之助の出仕と雛鳥の入内を命じる。従わなければ所領は没収とし、それぞれに桜の枝を渡して返事をするよう命じる。

(2007年/平成19年6月・歌舞伎座)

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