権三と助十

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作品詳細

神田の裏長屋に住む小間物屋の彦兵衛を巡る殺人事件に絡み、喜劇と推理劇の味わいがバランス良く配された江戸の市井に生きる庶民を生き生きと描いた世話物。

神田橋本町の長屋で恒例の井戸替えに出てこない駕籠かきの権三。それを咎める助十や弟の助八との喧嘩が始まります。家主の六郎兵衛が仲裁に入り、収まったころに父の彦兵衛の無実を晴らしたいと訴える彦三郎が現れ、話を聞いた六郎兵衛は彦兵衛の潔白を証明するため一計をめぐらせます。

善良で喧嘩っぱやい江戸っ子気質の権三を獅童、助十を染五郎(現・幸四郎)、女房のおかんを七之助、家主の六郎兵衛を彌十郎で。

(2016年/平成28年8月・歌舞伎座)

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