花組芝居「黒蜥蜴 黒夫人組」

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作品詳細

2017年に創立30周年を迎えた花組芝居が、アニバーサルイヤーの最後に黒天使組と黒夫人組のWキャストで上演した舞台。原作は江戸川乱歩の長編探偵小説。“浪漫歌舞伎劇”と銘打ち、花組芝居主宰の加納幸和が脚本・演出を手掛けた。

有閑マダム「緑川夫人」の正体は、腕にトカゲの入れ墨を持つ女賊・黒蜥蜴。ホテルに滞在中の富豪岩瀬に近づき、令嬢早苗を誘拐するが、名探偵明智小五郎によって取り戻されてしまう。ところが自宅に軟禁状態の早苗は、人間椅子のトリックによって再び黒蜥蜴の手に。女賊は早苗と引き換えにダイヤモンド「エジプトの星」を要求する。そんな黒蜥蜴の裏をかき、明智は変装して彼女を追跡、ついにアジトをつかんだ。しかしそこには盗んだ宝石類と共に、剥製化された美しい人間達のコレクションが陳列されていた…。(2017年12月2日~12月10日 東京・あうるすぽっと)

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