坂東竹三郎の世界 怪異 有馬猫

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作品詳細

河竹黙阿弥作で本名題は「有松染相撲浴衣」。「鏡山(加賀見山)」のパロディの本演目は竹三郎の喜寿記念として昭和40年8月の中座以来、関西では44年ぶりに上演された。殺された主人・お藤の方の仇討ちを召使のお仲に乗り移った怪猫が討つという話で竹三郎は召使お仲、萩村秀之進、お仲実は怪猫、小姓駒之進(怪猫)の4役を勤めた。生きている本物の鯉、死体のアクロバティックな立廻りなどケレン味たっぷりの舞台をお楽しみください。

(2009年/平成21年6月・大阪松竹座)

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