桂川連理柵 帯屋

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作品詳細

今から300年近く前、京都の桂川に五十男と十四、五歳の娘の死骸が流れ着き、殺人か情死かと大騒ぎになった。この事件を題材に彼らの葛藤や情愛を描いたのが本作で「お半長右衛門」とも呼ばれる人気狂言。

律義で分別もある男盛りの長右衛門は、意地の悪い継母おとせと義理の弟儀兵衛のいやがらせに耐えながら、女房お絹とともに呉服屋「帯屋」を切り盛りしている。その長右衛門が商いの旅に出たおり、偶然にも隣家の十四歳になる娘・お半と同宿し、過ちを犯してしまう。悪いことにそのことが儀兵衛の知るところとなり…。
辛抱立役の長右衛門を吉右衛門、長右衛門の貞淑な妻・お絹を四世雀右衛門、滑稽な丁稚長吉と初々しい娘お半の2役を鴈治郎(四世藤十郎)が演じている。

(2000年/平成12年2月・歌舞伎座)

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(C)松竹株式会社

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