作品詳細

兄である源頼朝との不和により、源義経は武蔵坊弁慶ら家来と共に都を落ち延び、山伏姿に身をやつして奥州を目指します。安宅の関に差し掛かった一行は、関守富樫左衛門の詮議を受けます。そこで機転を利かせた弁慶は、白紙の巻物を勧進帳として読み上げます。命がけで主君を守ろうとする弁慶に心を打たれた富樫は、一行が義経主従だと見破りながらも、関所の通行を許すのでした。

全編通して緊張感にあふれ、見所の尽きない重厚な一幕です。2018年7月白鸚・幸四郎襲名披露「七月大歌舞伎」公演より幸四郎が高麗屋ゆかりの武蔵坊弁慶を勤める歌舞伎屈指の人気演目をお楽しみください。

(2018年/平成30年7月・大阪松竹座)

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