作品詳細
近松門左衛門 作。
絵師の又平(勘九郎)は、師匠の土佐将監(市蔵)のもとを訪れ、土佐の名字を名乗ることを願い出ます。生来言葉の不自由な又平に代わり、女房おとく(猿之助)が切に訴えますが、又平には功績がないため聞き入れられません。悲嘆に暮れた又平は死を決意し、今生の名残りとして手水鉢に自画像を描くと…。
実直な又平と、夫をかいがいしく支えるおとく。夫婦の絆と、命を懸けて起こした奇跡が胸を打つ義太夫狂言の名作です。
(2020年/令和2年12月・歌舞伎座)
近松門左衛門 作。
絵師の又平(勘九郎)は、師匠の土佐将監(市蔵)のもとを訪れ、土佐の名字を名乗ることを願い出ます。生来言葉の不自由な又平に代わり、女房おとく(猿之助)が切に訴えますが、又平には功績がないため聞き入れられません。悲嘆に暮れた又平は死を決意し、今生の名残りとして手水鉢に自画像を描くと…。
実直な又平と、夫をかいがいしく支えるおとく。夫婦の絆と、命を懸けて起こした奇跡が胸を打つ義太夫狂言の名作です。
(2020年/令和2年12月・歌舞伎座)