作品詳細

吉原に通うお供の奴が、途中で主人にはぐれてしまい、あわてて走ってきて主人を探しながら、主人の伊達姿を誇って自慢し、その様子を振りでまねてみせます。拍子に乗ったのびのびとした軽妙な振りで、全体に躍動するリズムが心地よい舞踊です。数ある『奴物』の舞踊の中でも「供奴」は人気といい、技巧的な面白さといい『奴物』の代表といえるでしょう。日生劇場では34年ぶりの歌舞伎公演で話題となった平成11年3月の公演より、幅広い活躍で常に話題を呼び、日本舞踊松本流三世家元でもある染五郎(現・幸四郎)の舞台をお楽しみください。(1999年/平成11年3月・日生劇場)

放送スケジュール

(C)松竹株式会社

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