松浦の太鼓

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作品詳細

赤穂浪士を見守るもう一つの忠臣蔵
元禄15(1703)年、師走の両国橋。俳人の宝井其角は、笹売りに身をやつしている赤穂浪士の大高源吾に偶然出会います。其角の俳諧の弟子でもある源吾は、「明日待たるゝその宝船」と付句を残し去っていきます。翌日、句会が催されている大名・松浦鎮信の屋敷では、松浦侯が未だ仇討ちをしない赤穂浪士に業を煮やしています。しかし、其角が源吾の残した句を伝えると、その意味を思案する松浦侯。そこへ、陣太鼓の音が聞こえ、討入りを悟った松浦侯は…。
初代吉右衛門が撰定した家の芸「秀山十種」の一つで、赤穂浪士の討入りを心待ちにする松浦侯の風格や愛嬌が生き生きと描かれます。忠臣蔵外伝物屈指の人気作をご堪能ください。
(2022年/令和4年9月・歌舞伎座)

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