作品詳細
唄うグラマー松山恵子のヒット・ソングの映画化。そのセクシーな美声をたっぷり聴かせる歌と活劇の娯楽篇。
ダスターコートの不気味な男、谷譲次(安井)と自転車のパンクで困っていた中沢道子(中村)を乗せたトラックが、茶畑の見える東海道を清水に向って疾走していた。その頃、清水では、道子の母アヤ(広岡)が経営するバー<ラメール>の事で、土地のボス光村(松本染升)と云い合っていた。光村は五年ばかり前にアヤの美貌に目をつけ、ラメールを買い与える事でアヤを二号にしたのであるが、娘の道子の成長した美しさに乗り換えようとしてアヤに断わられ、そのためにラメールの出資金を返せと難癖をつけるのだった。
放送スケジュール
(C)1959年日活株式会社