女の水鏡

作品詳細

父と恋人への愛情の岐路に立つ美貌の処女、苗子を描く大ロマン。
高峰秀子が、父の身を裁く担当検事を愛してしまう社長令嬢苗子を好演した作品。

東西電工社長の皆本喜四郎は、私生活の大半を妾の家で過ごしていた。美しく成長した養女苗子は別としても、異教に凝っている妻との平凡な家庭に飽き足らなかったからである。ある日、商工次官が収賄嫌疑により召喚されたことを知らされた皆本。東西電工にも火の手のつくことを恐れ、秘書の一森欣也と善後策を講じ、事件担当の真鍋検事の懐柔に乗り出した。手段を選ばぬ皆本は事もあろうに、一森が秘書課の藤倉紀み子と恋人同志であることを知りながら、紀み子を真鍋検事に近付けようと企むのだった。父の破廉恥な策略に憤りを感じた苗子。ただどのようなことをしても父の苦しみは救わねばならないと思った苗子は、真鍋懐柔の役を自分にやらせてほしいと父に申し出るのだが…。

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