作品詳細
男所帯のある商家で、若くて美人の女中さんが働くことになるが、店の男衆は仕事どころではなくなってしまい、何とかあの女中さんをものにできないものかと画策する。不届きな輩は女中部屋に夜這いに行こうと企むが、女将さんの機転で階段の上に蓋がしてあり、二階へ上がることが出来ないようにされている。男は考えた末に台所の吊り棚に足をかけて二階に上がろうとするが生憎とその吊り棚が落ちてしまい・・・。
(令和6年4月13日深川江戸資料館 小劇場『三遊亭志う歌 春風亭柳枝ふたり会~らくご、昇り龍がゆく。~』より)