伊賀越道中双六 沼津

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作品詳細

義理と人情が絡みあった義太夫狂言の傑作。

長らく生き別れになっていた父子が街道筋で偶然にめぐりあう微笑ましい出会いに始まるが、その父子が、心ならずも仇討ちに巻き込まれ敵味方となってしまう。敵同士となってしまった哀れな親子とその人情が心を打つ作品。

爽やかな和事味と哀愁を併せ持つ十兵衛、老齢の愛嬌と子を想う一途な平作、傾城の品格を持つお米とそれぞれに趣ある役どころが揃う。吉右衛門の十兵衛、歌六の平作、芝雀(現・雀右衛門)のお米で。

(2010年/平成22年9月・新橋演舞場)

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