作品詳細

江戸の女伊達が大坂の男伊達を相手に気風の良さを見せる舞踊作品。

掴みかかる男伊達たちを女伊達が振り払い、恥じらいながら恋の話を語ります。その胸の内を明かす「ええ恋をしようなら新町橋へ」からは見どころの一つ。吉原風俗を綴った歌詞に合わせて助六を気取った女伊達が切れのいい踊りを見せる、華やかな所作ダテの長唄舞踊です。七世芝翫の女伊達に、歌昇(現・又五郎)と高麗蔵の男伊達で。

(2005年/平成17年1月・歌舞伎座)

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