作品詳細
日本のへそ名古屋を舞台に弓道に明け暮れる女子高生の、おかしくて、さわやかなひと夏の青春グラフティ。原作は史上最年少の文学賞の受賞作として当時話題を集めた堀田あけみの「1980アイコ十六歳」。等身大の女子高生をみずみずしいタッチで描き、同世代に圧倒的な共感をよんだ青春小説の傑作。
性格は明朗快活、センチメンタルが大好きでほんのちょっぴりあわて者。愛称は<ラブたん>。花の16歳だもの。勉強より部活が楽しい。古式豊かな弓道部には個性豊かな友だちが所属している。そんな彼女の気がかりは、中学卒業以来顔も合わせなくなったアイツ。今はほかの女の子と付き合って、バイクに狂っているとの噂も耳にする。複雑な気持ちにアイコの心は揺れる・・・。アイコ役の富田靖子の演技がみずみずしい。