鐘の岬・うかれ坊主

作品詳細

まったく異なる趣きの舞踊二題を舞踊の名手・富十郎がひとりで演じ分ける一幕。長唄の大曲「娘道成寺」を荻江節に直した「鐘の岬」は、日本画家・中島千波の手による美しい桜の背景のなかで清姫が踊る、華やかで気品あふれる作品です。恋に焦がれる娘から一転、早替りで続けられる「うかれ坊主」は、素肌の上に十徳を一枚羽織っているだけの、はだか同然の姿で門前芸を見せて廻っている願人坊主の楽しい踊り。

(1999年/平成11年6月・歌舞伎座)

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