作品詳細
「三人連獅子」は「楳茂都(うめもと)流連獅子」とも称させる作品で、上方舞の楳茂都流の振付による「連獅子」。東京の本興行では初めての上演となった2008年の舞台を、橋之助(現・芝翫)の親獅子、扇雀の母獅子、橋之助の長男・国生(現・橋之助)の子獅子でお送りする。
文殊菩薩の霊獣である親獅子は、仔獅子を千尋の谷に突き落とし、我が子の力を試そうとする。一方、母獅子は仔獅子を心配し、谷底の様子を覗く。やがて子獅子は谷を駆け上るので、親獅子と母獅子は試練に応えた子獅子を褒め、三人で獅子の狂いを見せて舞い踊るのだった。
(2008年/平成20年8月・歌舞伎座)
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